エルサレムの地形や、呼び名の意味を知っていると聖書理解に役立ちます。特に、主イエスの十字架前後の出来事は同地の地理を知ることにより立体的な把握ができます。
◎エルサレムと聞いて、どんなことを連想しますか。
1、呼び名について
1)シャレム 「平和」という意味。 創世記14:18
2)エルサレム 「平和の町」という意味。
3)シオン 「要害」という意味。 詩篇48:1~2
ダビデが都とした丘部分を最初は指した。神殿が完成後は、神殿のある丘も含めて呼ばれた。
4)ダビデの町 ダビデが都と定めたことから。第2サムエル5:7
2、地形
海抜790メートル。地中海から直線距離で約53キロ。死海北端から22キロ。
周囲を山に囲まれる天然の砦。詩篇125:1~2「山々がエルサレムを囲むように」
東にケデロンの谷、南と西がヒノムの谷、北部は山につながる。
町の中にはチロペオンの谷があり、上の町と下の町に分けられる。
年間平均気温は25度。東側にオリーブ山があり、ゲッセマネの園がある。
ギホンの泉があり、一日に2~5回わき出す。ヒゼキヤ王が533メートルのトンネル水路を掘った。第2歴代32:30この水をシロアムの池に導いている。
3、歴史
エルサレムには紀元前4000年ごろから人が住んでいた形跡がある。
メルキゼデク王がシャレムにいた。 創世記14:18
エブス人の町だった。 第2サムエル5:6~7
ダビデが都と定める。 第2サムエル5:9
ダビデがオルナンの打ち場を買い取る。 第1歴代21:18
ソロモン王はモリヤの地に神殿を作った。 モリヤは「ヤハウエが備える地」の意味。
創世記22:2、第2歴代3:1
エルサレムはバビロンにより586年に滅ぼされた。第2列王25:8~9
ヘロデ大王は20年をかけ新しい神殿を完成させた。
4、主イエスとエルサレム
主イエスは両親と一緒にエルサレムに上った。ルカ2:22
過ぎ越しの祭りの際、エルサレムに上り、宮きよめをされた。ヨハネ2:13~25
仮庵の祭りに都に行かれた主イエス。ヨハネ7:10
十字架につかれた場所がエルサレム。
天に帰られたのがオリーブ山。使徒1:9~12
5、使徒たちとエルサレム
使徒たちはエルサレムで聖霊の注ぎを待った ルカ24:49
宣教のスタート地点としてのエルサレム 使徒1:18
ペンテコステに3000人が信じる。 使徒2:41
厳しい迫害が起きた。 使徒8:1
6、滅びた都
70年、ローマのティトゥスにより143日間包囲され、60万人のユダヤ人が殺される中で
エルサレムは陥落した。
7、永遠の都
理想化されたエルサレム イザヤ1:27、2:3
終末のエルサレム 黙示14:1、21:1~2
3、大づかみ旧約聖書の歴史
旧約聖書の歴史をきわめて分りやすくまとめました。
聖書年代決定には多くの説があり、未確定要素があることも承知しています。それでも、聖書理解を助けるに十分な知識を提供したいと思います。
◎最初の質問です。旧約聖書の全歴史を通して、神は何を語っておられるのでしょうか。
これを熟慮するだけでも価値があります。
1、族長時代 2000年ごろ 〔選び〕
アブラハム、イサク、ヤコブ、ヨセフの時代。
イスラエル民族の形成期。神との契約。
創世記12:2「あなたを大いなる とし、あなたを 」
創世記28:14~16「地上のすべての民族は、 」
申命記7:7「あなたがたを選ばれたのは、あなたがたが 」
2、出エジプト 1500年ごろ 〔礼拝〕
モーセ、ヨシュアの時代。奴隷状態から脱出。神の民の律法と礼拝を知る。
出エジプト記20:2「わたしは、あなたを奴隷の家から連れ出した、 」
ヨシュアたちは、命令に従い約束の土地を自分たちのものにした。
3、士師時代 1200年ごろ 〔混乱〕
ギデオン、サムソンの時代。民の中に統一がなく、信仰は不安定。
士師記21:25「めいめいが自分の目に 」
4、王国確立 1000年ごろ 〔繁栄〕
サムエル、サウル、ダビデ、ソロモンの時代。統一国家が誕生、最盛期を迎える。
詩篇23:1「主は私の羊飼い。私は 」
第1歴代16:28「国々の民の諸族よ。主にささよ。 」
第2歴代9:3「シェバの女王は、ソロモンの知恵と、 」
5、王国分裂 900~600年ごろ 〔不信〕
ヤロブアム、アハブなどの北王国の悪王と、ヒゼキヤ、ヨシヤなどの南王国の善王。
エリヤ、エリシャ、イザヤ、ホセアなどの預言者が活躍。偶像礼拝との戦い。
王国分裂は931年、北王国崩壊が722年、南王国は586年に滅亡。
第1列王11:29~32「新しい外套をつかみ、それを 引き裂いた」
第2列王17:5~6「アッシリアの王はこの国全土に攻め上り、 」
6、帰還と再建 500年ごろ 〔あわれみ〕
主のあわれみにより、イスラエル人は国に戻り、国の再建に取り掛かった。
活躍したのは、政治家のネヘミヤ、祭司エズラ、預言者ハガイ、ゼカリヤ。
ネヘミヤ2:18「『さあ、再建に取りかかろう。』と言って、 」
7、中間時代 400~0年ごろ 〔求め〕
最後の預言者マラキから約400年間、預言者を通しての神の言葉は皆無となる。
この間ギリシャのアレキサンダー大王がユダヤを占領、アンティオコスによる偶像礼拝強要に反発し戦い一時独立するも、ローマ帝国に支配される。ギリシア語が世界共通語になり、ローマ帝国内に幹線道路が整備される。人々は圧制に苦しみ、救い主の到来を待ち望んだ。
ルカ2:25~28「 を見るまで決して死なないと聖霊のお告げを受けていた。」
8、旧約の大きな歴史の流れを見て、あなたはどんな感想をもちますか。
9、最後のまとめとして、「超簡単!これだけ年表」を紹介します。
1)出エジプト 1500年
2)ダビデ 1000年
3)北王国崩壊 700年
4)ユダ崩壊 600年
5)捕囚帰還 500年
聖書年代決定には多くの説があり、未確定要素があることも承知しています。それでも、聖書理解を助けるに十分な知識を提供したいと思います。
◎最初の質問です。旧約聖書の全歴史を通して、神は何を語っておられるのでしょうか。
これを熟慮するだけでも価値があります。
1、族長時代 2000年ごろ 〔選び〕
アブラハム、イサク、ヤコブ、ヨセフの時代。
イスラエル民族の形成期。神との契約。
創世記12:2「あなたを大いなる とし、あなたを 」
創世記28:14~16「地上のすべての民族は、 」
申命記7:7「あなたがたを選ばれたのは、あなたがたが 」
2、出エジプト 1500年ごろ 〔礼拝〕
モーセ、ヨシュアの時代。奴隷状態から脱出。神の民の律法と礼拝を知る。
出エジプト記20:2「わたしは、あなたを奴隷の家から連れ出した、 」
ヨシュアたちは、命令に従い約束の土地を自分たちのものにした。
3、士師時代 1200年ごろ 〔混乱〕
ギデオン、サムソンの時代。民の中に統一がなく、信仰は不安定。
士師記21:25「めいめいが自分の目に 」
4、王国確立 1000年ごろ 〔繁栄〕
サムエル、サウル、ダビデ、ソロモンの時代。統一国家が誕生、最盛期を迎える。
詩篇23:1「主は私の羊飼い。私は 」
第1歴代16:28「国々の民の諸族よ。主にささよ。 」
第2歴代9:3「シェバの女王は、ソロモンの知恵と、 」
5、王国分裂 900~600年ごろ 〔不信〕
ヤロブアム、アハブなどの北王国の悪王と、ヒゼキヤ、ヨシヤなどの南王国の善王。
エリヤ、エリシャ、イザヤ、ホセアなどの預言者が活躍。偶像礼拝との戦い。
王国分裂は931年、北王国崩壊が722年、南王国は586年に滅亡。
第1列王11:29~32「新しい外套をつかみ、それを 引き裂いた」
第2列王17:5~6「アッシリアの王はこの国全土に攻め上り、 」
6、帰還と再建 500年ごろ 〔あわれみ〕
主のあわれみにより、イスラエル人は国に戻り、国の再建に取り掛かった。
活躍したのは、政治家のネヘミヤ、祭司エズラ、預言者ハガイ、ゼカリヤ。
ネヘミヤ2:18「『さあ、再建に取りかかろう。』と言って、 」
7、中間時代 400~0年ごろ 〔求め〕
最後の預言者マラキから約400年間、預言者を通しての神の言葉は皆無となる。
この間ギリシャのアレキサンダー大王がユダヤを占領、アンティオコスによる偶像礼拝強要に反発し戦い一時独立するも、ローマ帝国に支配される。ギリシア語が世界共通語になり、ローマ帝国内に幹線道路が整備される。人々は圧制に苦しみ、救い主の到来を待ち望んだ。
ルカ2:25~28「 を見るまで決して死なないと聖霊のお告げを受けていた。」
8、旧約の大きな歴史の流れを見て、あなたはどんな感想をもちますか。
9、最後のまとめとして、「超簡単!これだけ年表」を紹介します。
1)出エジプト 1500年
2)ダビデ 1000年
3)北王国崩壊 700年
4)ユダ崩壊 600年
5)捕囚帰還 500年
2、パレスチナの気候
パレスチナの気候も南カリフォルニアの気候とよく似ている。夏に雨はなく、降るのは冬。南東の強い風が吹くとカリフォルニアでは山火事になるが、パレスチナでは同様な風を東風と聖書では呼ぶ。
1、亜熱帯気候
パレスチナは、地中海性気候と砂漠性気候の過渡的地域に属し、亜熱帯気候と考えることができる。
2、雨と四季
冬が雨季。寒く、雨が降る。
日本の梅雨とは違い、2、3日雨が強く降ると、晴天に戻る。空気が澄んで山がよく見える。
申命記11:14「先の雨と後の雨」(雨季の始まり、雨季の終わりを意味する)
<先の雨→10、11月>小麦・大麦の種まきに必要。<後の雨→3、4月>小麦や大麦の収穫を左右する。
降れば大雨になる。エズラ10:9「大雨のため震えていた」(11~12月ごろ)
マタイ7:24~27「砂の上の家」のたとえは、冬の雨による洪水を想定している。
ホセア書6:3「後の雨のように、地を潤される」
北部で雨が多く、南部は少ない。地中海向きの斜面は雨が多く、東向きは少ない。
夏は雨がない。晴天が続く。
6月中旬から9月中旬まで雨が降らない。風は西または北西の風。
夜になると気温が下がり、湿った空気が露となって地に注ぐ。これにより植物は生きる。
ホセア6:4「あなたの誠実は朝もやのようだ。朝早く消え去る霧のようだ」
創世記27:28「天の露と地の肥沃」、士師記6:36~38<ギデオンのテスト>
ホセア14:5「わたしはイスラエルには露のようになる」
3、風
パレスチナの気候は、冬と夏に大別され、春と秋はその間の短い移行期間。
移行期の春や秋に吹くのが東風。アラビア砂漠から吹く、強烈な熱風。
現在、東風はイスラエルで俗に「ハムシーン」と呼ばれる。これはアラビア語の「50」に由来し、年間50日くらい吹く風。欧米人は「シロッコ」と呼び、聖書では「東風」と書かれる。
春の東風は、冬に育った青草を枯らす力がある。イザヤ40:6~8「草は枯れ、花はしぼむ」
詩篇48:7「東風でタルシシュの船を打ち砕かれる」
4、雨量・気温
海岸部分の年間平均降雨量は500ミリ、ユダの山地で600ミリ、ヘルモン山で1500ミリ。南部では、エイラトで15ミリ、ネゲブ中央部で100ミリ、エリコでは150ミリ。
(熊本の年間降雨量は1989ミリ、東京は1460ミリ。カリフォルニアのガーデナは330ミリ、アーバインは290ミリ)
エルサレムの最高気温は29.7で夏の平均気温は25.4度。冬の最低気温は、5.2、冬の平均気温は13.2度。
1、亜熱帯気候
パレスチナは、地中海性気候と砂漠性気候の過渡的地域に属し、亜熱帯気候と考えることができる。
2、雨と四季
冬が雨季。寒く、雨が降る。
日本の梅雨とは違い、2、3日雨が強く降ると、晴天に戻る。空気が澄んで山がよく見える。
申命記11:14「先の雨と後の雨」(雨季の始まり、雨季の終わりを意味する)
<先の雨→10、11月>小麦・大麦の種まきに必要。<後の雨→3、4月>小麦や大麦の収穫を左右する。
降れば大雨になる。エズラ10:9「大雨のため震えていた」(11~12月ごろ)
マタイ7:24~27「砂の上の家」のたとえは、冬の雨による洪水を想定している。
ホセア書6:3「後の雨のように、地を潤される」
北部で雨が多く、南部は少ない。地中海向きの斜面は雨が多く、東向きは少ない。
夏は雨がない。晴天が続く。
6月中旬から9月中旬まで雨が降らない。風は西または北西の風。
夜になると気温が下がり、湿った空気が露となって地に注ぐ。これにより植物は生きる。
ホセア6:4「あなたの誠実は朝もやのようだ。朝早く消え去る霧のようだ」
創世記27:28「天の露と地の肥沃」、士師記6:36~38<ギデオンのテスト>
ホセア14:5「わたしはイスラエルには露のようになる」
3、風
パレスチナの気候は、冬と夏に大別され、春と秋はその間の短い移行期間。
移行期の春や秋に吹くのが東風。アラビア砂漠から吹く、強烈な熱風。
現在、東風はイスラエルで俗に「ハムシーン」と呼ばれる。これはアラビア語の「50」に由来し、年間50日くらい吹く風。欧米人は「シロッコ」と呼び、聖書では「東風」と書かれる。
春の東風は、冬に育った青草を枯らす力がある。イザヤ40:6~8「草は枯れ、花はしぼむ」
詩篇48:7「東風でタルシシュの船を打ち砕かれる」
4、雨量・気温
海岸部分の年間平均降雨量は500ミリ、ユダの山地で600ミリ、ヘルモン山で1500ミリ。南部では、エイラトで15ミリ、ネゲブ中央部で100ミリ、エリコでは150ミリ。
(熊本の年間降雨量は1989ミリ、東京は1460ミリ。カリフォルニアのガーデナは330ミリ、アーバインは290ミリ)
エルサレムの最高気温は29.7で夏の平均気温は25.4度。冬の最低気温は、5.2、冬の平均気温は13.2度。
1、パレスチナの地理
カリフォルニア南部とパレスチナの地理は似ている。西に海、東に山、山向こうに砂漠地帯。
〔以下の文章の空白部分を地図などを参考にうめてください。〕
1、東西・南北
南北に kmの細長い地域。
死海の北から地中海までの東西は km。
2、パレスチナという地名の由来
3、約束の地の北から南までを「 」(第1サムエル3:20)と言い、全体をあらわした。
4、何も見ないで、白地図1(海岸線のみ)に以下を描こう。
ガリラヤ湖、ヨルダン川、死海、エルサレム <目印はカルメル山>
5、パレスチナの区分
「アラバ、山地、低地、ネゲブ、海辺」(申命記1:7)
1)平地
2)低地 海抜400m(ヨシュア15:33)
3)山地 海抜1000m(ヨシュア15:48)
4)荒野
5)ヨルダン川渓谷、死海 死海-400m
6)トランスヨルダン 海抜1000m
6、主な山
ヘルモン山 2816m 雅歌4:8
カルメル山 546m 第1列王18:20
ゲリジム山 881m<南> 申命記11:29
エバル山 938m<北>
ネボ山 802m 申命記34:1
7、主な川・湖
ヨルダン川 直線距離で217km、蛇行全部で400km(信濃川より長い)
ヤボク川 ヤコブかある人と格闘した。(創世記32:22)
ゼレテ川 (申命記2:14)
ガリラヤ湖 (別名ゲネサレ、テベリヤ)南北に21k、東西に12k、水面は、-200m
フーレ湖 現在は干拓されて湖はない。
死海 -400m。世界で一番低い水面。南北76k、東西14k。(創世記14:3)
8、大事な町を地図に書き入れよう
ベエル・シェバ、ヘブロン、エルサレム、エリコ、ナザレ、ダン、ツロ、シドン、ダマスコ。
〔以下の文章の空白部分を地図などを参考にうめてください。〕
1、東西・南北
南北に kmの細長い地域。
死海の北から地中海までの東西は km。
2、パレスチナという地名の由来
3、約束の地の北から南までを「 」(第1サムエル3:20)と言い、全体をあらわした。
4、何も見ないで、白地図1(海岸線のみ)に以下を描こう。
ガリラヤ湖、ヨルダン川、死海、エルサレム <目印はカルメル山>
5、パレスチナの区分
「アラバ、山地、低地、ネゲブ、海辺」(申命記1:7)
1)平地
2)低地 海抜400m(ヨシュア15:33)
3)山地 海抜1000m(ヨシュア15:48)
4)荒野
5)ヨルダン川渓谷、死海 死海-400m
6)トランスヨルダン 海抜1000m
6、主な山
ヘルモン山 2816m 雅歌4:8
カルメル山 546m 第1列王18:20
ゲリジム山 881m<南> 申命記11:29
エバル山 938m<北>
ネボ山 802m 申命記34:1
7、主な川・湖
ヨルダン川 直線距離で217km、蛇行全部で400km(信濃川より長い)
ヤボク川 ヤコブかある人と格闘した。(創世記32:22)
ゼレテ川 (申命記2:14)
ガリラヤ湖 (別名ゲネサレ、テベリヤ)南北に21k、東西に12k、水面は、-200m
フーレ湖 現在は干拓されて湖はない。
死海 -400m。世界で一番低い水面。南北76k、東西14k。(創世記14:3)
8、大事な町を地図に書き入れよう
ベエル・シェバ、ヘブロン、エルサレム、エリコ、ナザレ、ダン、ツロ、シドン、ダマスコ。
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